問題集を選ぶ際に、どんなものを選んだら良いのか迷っていませんか?
そんな方に向けて、問題集の選び方をガイドします。
問題集は自己正解率が70%以上の優しい物を選ぼう!
自分の実力よりも、はるかに難しい問題集を選んで、四苦八苦して勉強が嫌いになる方が多くいます。
その意気込みは大切ですが、これでは時間を無駄にしてしまい、勉強のやる気も削げてしまいます。
ですので、問題集は自己正解率が70%以上の優しい物を選びましょう。
これなら、長時間勉強しても勉強への意欲を失う事もありません。
高校生なら、思い切って中学生用の問題集を使ってみるという手もあります。
思い切って中学生用の英語の問題集を買ってみるのも良いかもしれません。
自分は高校生だから高校生向けの問題集を買わなければならないというルールはありません。
少しレベルが低すぎるのではないかと思うくらいから始めたほうが、結果としてうまくいきます。
最初は優しい問題集を選び、自信と実力が付いたら、さらにレベルの高い問題集を選ぶと勉強がもっと楽しくなるはずです。
問題集は解答欄を見て選ぼう
問題によっては、間違った覚え方をしていたり、理解が浅い状態でも、偶然に答えが合う事もあります。
その偶然が何度か重なると、問題が解けたのは自分の実力だと思い込んでしまいます。
ですが、肝心の試験で、その偶然が起きる保証はどこにもありません。
問題集は、偶然の確立を試すためのものではなく、自分の理解が浅くてあやふやなもの、間違えて覚えているものをチェックする道具です。
そのためには、問題数が多いが答えだけが書いてあるものよりも、問題の理解を深めるための解説が中心に書かれている問題集を選びましょう。
ただ答えを出すだけではなく、正解までのプロセスの練習を積み重ねる事が大事です。
応用力をつけるには、中くらいの項目にまとめてある問題集を使おう
とくに数学では、問題集の選び方が成績アップの重要なポイントになります。
「長時間勉強しているのに成績が上がらない」
という方は、今使っている問題集をチェックしてください。
項目別に細かく分類されている問題集は、基礎を身に付けたい方にはちょうど良い難しさです。
例えば、等差数列の箇所は、公式も「和を求める公式」「一般項を求める公式」などを使えば解けることがわかるように作られています。
ですので、その問題集を何度も解くと、基礎学力は、きちんと身に付きます。
しかし、この問題集を、応用力を付けたい人が使ったらどうでしょうか。
「この問題のこの場合はこの公式を応用すると解ける」
という答えがいちいち示されているので、こうした問題集を使っても、広い意味での応用力をつける練習にはなりません。
基礎が理解できて、応用力を付けたい人は、「数列と級数」というように、中くらいの項目にまとめてあるものを使うと効果的です。
初級や中級といった、ランク別に編集してあるものを使うと効果的です。
自分の目的や実力に合った問題集を選んだら、あとは、始めから終わりまでとことん解くだけです。
もう、問題集を選ぶ心配もなくなるので、試験勉強の完成に近づくころには、基礎力と応用力は、少なくとも数十パーセントはアップし、一つの壁を乗り越えられることは確実です。