勉強に行き詰ったときは誰でも苦しむと思います。
模試の成績を見て溜息をついている。
国語の成績が悪かった。
特に漢文は悲惨な状況だ。
50点満点で10点しかない!
どうしよう、どうしたらいいんだ…
受験生に悩みは付き物です。
長い受験期間では苦しい時もあります。
ですので、今回は、行き詰ったときの対処法をまとめました。
行き詰って気が乗らない時は、まず嫌なことから始める
自分に不得意科目があったり、苦手な部分があったりすると、いつも気には掛かりながら、
「ま、いいか。明日からやろう」
と、手を付けるのをためらい後回しにしていませんか?
では、明日へ延ばしたら取り組むか、といったら、取り組まずに、また明日に伸ばしていませんか?
いつまでも「明日」「明日」といっていると、いつまでたってもできません。
ですので「まずは、嫌な事から手を付ける」という習慣を付けると、計画も立てやすく、勉強の流れがスムーズになります。
最初は、少し勇気がいりますが、やがて習慣になり慣れていくと、抵抗感無く、勉強に取り組めます。
思い切って復習に専念しよう
「もうすぐ試験なのに勉強に行き詰って焦ってどうしたらいいのかわからない。」
そんな時は皆さんどうしていますか?
解らない箇所を理解できるまで掘り下げるのも大切ですが、気が重くてできない日もあると思います。
行き詰ってしまった時の対処策として、新しい領域の学習を一時ストップさせて、今までにやった範囲の復習に専念するのも一つの方法です。
過去に一度学習して理解している部分なら、スラスラと学習でき、自分の力を再確認して、行き詰ったことによって失った自信も回復できます。
とはいっても、復習ばかりしていると、人に遅れをとるのではないかと不安に思う人もいるかもしれません。
しかし、新しいことがなかなか飲み込みにくい理由は、その基礎の段階があやふやで理解していない事が原因になっている場合も少なくありません。
勉強は基礎が大事
どんなに立派な建物でも、基礎がしっかりしていなければ、地震や台風のときにすぐに崩れてしまうように、基礎ができていないところに、いくら新しい知識を詰め込もうとしても、それは無駄な努力に終わってしまいがちです。
このような点から考えても、勉強に行き詰ったときこそ、復習をガッチリとして、弱点の補強をはかっておくことが肝心です。
ただがむしゃらに先に進もうと急ぐのではなく、ほんとうの実力を身につけていくことを第一に考えましょう。
周囲の人たちの進み具合に気をとられて、自分のペースを乱したら負けだということを、まず心によく刻みつけましょう。