問題集を使った勉強中に、解けない問題があった時は、げんなりしますよね。
「まだ理解していない問題がある。
もしかしたら今後もたくさんそういった問題がたくさん出てくるかも。
もういやだ、勉強したくない!」
そんな場面に出くわすこともあると思います。
でも、ちょっとだけ考え方を変えてポジティブになってみましょう。
出来ない問題との出会い=チャンス!
問題集を解いていて、出来ない問題にあたったら、悲観せずに喜びましょう。
「出来ない問題」というのは、自分の弱点です。
自分で気が付かなかった弱点を発見できた事に喜びましょう。
なぜなら、その弱点を克服してしまえば、その分、実力が付くからです。
解けない問題の克服法
解けない問題にぶつかったら、次の中のどの理由に当てはまるかを考えてみましょう。
- 問題の意味がよくわからない
- どの基礎事項の応用かがわからない
- 基礎事項はだいたい見当が付くが、それをどう使えば良いのかがわからない。
- やり方はだいたいわかっているが、どうしても正解が出てこない
- 途中までできたが、ある箇所でストップしてしまった。
- 知らない単語や用語があり、それが理由で解けなかった。
- 似たような答えがあり、どちらにして良いのか迷った。
これらの理由を、ノートの解答欄の右端にメモしておきましょう。
そして、解答を見たり、先生や友達に質問をして、正解を導きましょう。
こうして、解けない理由がわかると、対策がたてやすく、問題を解く力も急速に上達します。
理由がわからないまま、ただただ答えの丸写しをしたり、一問ごとの解き方や答えを覚えても何にもなりません。
例えば、1の問題の意味がよくわからない、という場合は、問題をよく読んでいないか、長文の読解力が不足していることが原因です。
また、2の基礎事項がわからない場合は、基礎の理解と整理をよくやっていないためです。
3の基礎事項が使えない、という場合は、基本問題の練習不足。
4のやり方がわかっているのに正解が出ない、というのは、どこかで勘違いか、ケアレスミスをしている場合が多いです。
5は盲点
6は語彙力の不足
7は考察力が弱い
と、分析できます。
解けない理由がわかると、その対策が立てやすく、問題を解く力も急速に上達します。
理由がわからないまま、ただ正解の丸写しをしたり、一問ごとの解き方や答えを覚えても、きちんと問題を理解できません。
問題集は、出来ない箇所を発見する道具です。
出来ない問題をそのままにしておかず、一つでも多く理解しましょう。