受験生が絶対に意識しておかなければいけないのが「睡眠の取り方」です。
しかし、正しい睡眠の取り方を理解している受験生は、ほとんどいなく、あまり意識されていません。
正しい睡眠が取れないと集中力が大幅にダウンします。
効率アップには睡眠時間を削るのではなくむしろ増やそう
睡眠時間を減らして、その分を勉強時間に回せば、たしかに起きている時間が多くなり勉強時間が増えます。
しかし、これではどんどん睡眠不足になってしまいます。
むしろ、成績アップを狙うなら、たっぷり睡眠を取りましょう。
眠気が出ていて集中力が落ちている時に勉強しても学習内容が頭に入ってきません。
たっぷり寝るからこそ、集中力がアップして効率の良い学習ができます。
良質な睡眠を取るための方法
普段から眠気がすぐに来てしまう人は、夜の睡眠に問題があるのかもしれません。
これにはいろいろな原因があります。
- 寝具が合っていない
- 鼻呼吸が正しくできていない
- 間食が多い
主に、上記のような原因があります。
では、それぞれの理由と対策を見てみましょう。
寝具が合わずに寝返りが多い
まず、寝具が合っていないことが原因の場合があります。
枕の高さや硬さ、ベッドやマットの硬さを変えることで改善する場合があります。
特に寝相が悪い人は寝具が合っていない事が原因かもしれません。
実は、寝返りの回数は少ない方がより熟睡できています。
自分に合ったマットに変えたり、シーツの下にタオルケットを敷いて少し柔らかさを出すなどの調整をしてみましょう。
柔らかすぎても返って熟睡できないので注意しましょう。
鼻呼吸が上質な睡眠の邪魔をしている
すぐにのどが痛くなってしまう人は鼻呼吸がしっかりできていない事が原因です。
基本的に、起きている時も寝ている時も、口呼吸が続くことは異常でありこれが原因で睡眠に障害が出ることがあります。
この場合は耳鼻咽喉科の医者に見てもらう必要があります。
思い当たる人は、すぐに医者に相談することをおすすめします。
間食の多い人も要注意
また、間食の多い人も注意しましょう。
部活で激しい運動をする人は別として、基本的に間食や夜食は睡眠に良くありません。
また食事の際に苦しくなるまで満腹に食べる人も睡眠には良くありません。
この場合、消化に大きなエネルギーをとられてしまうので、どうしても睡眠時間が増えてしまいます。
しかし学校があるので決まった時間に起きなければなりません。そうなると結局眠気を我慢して学校に行くことになります。
これが続くと授業に集中できなくなり、成績はどんどん下がっていきます。
もちろん朝食を抜くなど、食べる事が減っても集中できませんので注意しましょう。