高校受験に際して、提出を義務付ける都道府県が増えてきた「自己PRシート」。
その自己PRシードの書き方のポイントをご紹介!
自己PRシートとは何か
近年、多くの都道府県の公立入試や一部の私立入試で「自己PRシート」の提出が求められるようになってきました。
この「自己PRシート」とは、何を目的に、どのようなことを書くものなのでしょか。
各高校では、みなさんを生徒として迎えるにあたり、学力だけでなく、いろいろな面から判断しようとしています。
重要視されるのは、コミュニケーション能力やプレゼンテーション(人物や物事の内容を説明し、伝えること)能力といった、自分を表現する力です。
- 主張できるよな自分を持つこと
- しっかりと相手に伝えること
の2点が重要になってきます。
また、後で面接を受けるときに、「自己PRシート」に基づいて質問されることも頭にいれておきましょう。
読み手である高校の先生が質問したくなるような内容にする工夫をしなければなりません。
どんな工夫をすればよいかを紹介していきます。
書類を書くときの基本
「自己PRシート」は、学校という機関に提出する公式な書類です。
こうした書類を書くときの基本的なマナーをおさらいしましょう。
1.文字や見た目はていねいに
字は、「うまい・へた」ではなく、時間をかけてていねいにかくことが大事です。
じっくりと心をこめて書いたかどうか、たくさんの「自己PRシート」を見ている高校の先生はすぐに見破ってしまいます。
筆記用具は、黒のボールペンを使うのが一般的です。
字の大きさは、罫線の間隔の8割くらいがよいでしょう。
また、記入欄が十分な大きさといえないこともありますが、その場合は、欄の大きさに合わせて内容をしぼって書きます。
小さな字でごちゃごちゃ書くのも、少なすぎて余白があるのも避けたいもの。
何度も下書きをして全体のバランスを整えましょう。
2.ウソは書かない
事実ではないことを書いてはいけません。
面接で突っ込んで質問され、答えにつまってしまいます。
必要以上に格好をつけて書くのも、面接の場でのイメージダウンにつながりかねません。
3.清書の前に別の人に見てもらう
清書の前に、中学や塾の先生、保護者の方などに内容についてチェックしてもらいましょう。
誤字脱字はもちろん、自分の意図したことがきちんと伝わっているか確認するのにも有効です。
最後に、提出する「自己PRシート」はコピーして手元に1部残しておくとよいかもしれません。