みなさんは、どのようにノートを作っていますか?
「効率の良いノートを作って学習したい」
と、思われている方は多いのではないでしょうか。
今回は、ノートの作り方を2つ紹介します。
テーマ別ノートの作り方
ノートを作る際に、科目別の一冊に、全ての内容を書き込んでいる方が多いのではないでしょうか。
ですがそれをいったん止め、科目によってはノートを何冊か用意して、各項目ごとにノートを分類してみましょう。
分類することで頭の中でも整理でき、理解も深まり、やる気も出ます。
例えば英文法の場合は、
第1巻:名詞
第2巻:代名詞
第3巻:形容詞
第4巻:動詞
第5巻:冠詞
というように、いくつかのノートに分けて整理をしてみる。
そして、高1から高3までに習ったことを、各巻ごとにまとめると、系統的な整理がしやすく記憶にも定着します。
世界史の場合も
第1巻:イギリス史
第2巻:フランス史
第3巻:アメリカ史
第4巻:中国史
第5巻:アジア史
第6巻:イスラム史
第7巻:戦争史
第8巻:宗教史
というように、授業で習った所を縦の系列でまとめると、頭の中の整理が付きます。
また、歴史を研究していく楽しさも加わり、歴史に強くなれます。
オリジナルのノートを作る楽しさも加わり、きっと勉強が好きになれると思います。
整理や暗記をしやすくなる”カードノート”
また、普通のノートを使わないで、大判カードをそのままノートとして使う方法も意外に効果があります。
先程紹介した”テーマ別ノート”も、大判ノートを使うと、更に効果が上がります。
カードには、あらかじめ通し番号を書いておいて、一項目を一枚のカードにまとめるようにします。
表に書ききれない時は裏に続きを書くようにします。
一項目の分量が多い時は、パート1、パート2というように、何枚かのカードに分割します。
出来上がったカードには、パンチで穴をあけて、紐やリングで閉じておきましょう。
大判カードノートは、閉じたりバラにすることが自由にできます。
ですので、試験前などで急いで暗記をしなければならない時は、まず、内容を覚えているカードと、忘れているカードに分け、忘れたカードを反復して覚えてしまいましょう。
その後で、通し番号順に戻して、縦の系統をもう一度復習すると、効率よく暗記できます。
また、特に試験に出そうな重要カードは、目立つように端にカラーペンで塗って目印をしておき、試験直前に反復練習をするといっそう確実に覚えられます。
ノートを今よりもっと活用したい方は、ぜひお試しください。