センター入試が終わり、大学受験や高校受験と受験シーズン真っ只中!
単語や漢字など暗記科目をみなさんどのように暗記をしていますか?
今回は暗記方法の一つとしてご紹介したいのが、脳科学的に勉強に適した時間に学習する方法です。
1日の中で勉強に適した時間はあるのか?
脳科学的に、記憶しやすい時間帯は存在します。
午前4時から午前10時頃までの時間帯は、”記憶のゴールデンタイム”と言われていて、もっとも記憶しやすく勉強に適していると言われています。
この時間帯は脳が活発に働く時間帯なので、記憶力だけでなく、集中力も発揮できます。
また、睡眠という意味で、記憶しやすい時間帯も存在します。
午後10時から午前2時までは”睡眠のゴールデンタイム”と言われており、この時間帯に睡眠を取ると、脳が情報を整理し、記憶として定着しやすいのです。
また、この時間帯は成長ホルモンが豊富に分泌され、細胞の新陳代謝が効率的に働きます。
脳だけでなく、身体的にも「最も回復しやすい時間」で、脳にも身体にも正の相乗効果を与えると考えられています。
このような”記憶のゴールデンタイム”に何もしないで過ごすことほどもったいないことはありません。
この2つの時間帯をしっかり守れば、学習の効率が確実に向上します。
午後10時に眠っていれば、朝の4時5時に起きることはそれほど難しいことではないでしょう。
自然と目が覚める方も少なくないでしょう。
早朝は、睡眠によって疲労が回復しているので、頭がスッキリして頭が冴えています。
環境的にも、早朝は静かなことが多いので、勉強に向いています。
当然、学習した内容が記憶に定着しやすく、最高の時間です。
早寝早起きをしよう、という結論ですが、健康にも脳にも最高です。
受験生はえてして夜型になりがちですが、間違いなく朝型が有利です。
勉強には、特に工夫が大切
皆さんのベッドサイドには、参考書や何か勉強する道具はおいてありますか?
トイレのドアの内扉には、何か覚えるものが貼ってありますか?
起きてすぐの最も記憶しやすい時間には、少しでも良いので頭の中に入れる習慣をつけましょう。
これはほんの一例ですが、記憶のゴールデンタイムに、身の回りにあるものをフルに利用して、それぞれが自分自身に合った、オリジナルの勉強法を見つける努力をしなくてはいけません。
勉強には工夫が必要です。
志望校に合格するためには、自分に合った勉強法を見つけることが必要です。
性格が違えば勉強法も異なります。
暗記方法も人によって様々です。
時間の活用など、暗記に繋がる方法は、ありとあらゆるものを使い、自分自身に合った方法を見つけようと常に工夫し続けることが大切になります。
自分に向いている暗記法や時間を見つけることで効率よく勉強でき、合格に繋がります。