黒板に書かれている事を全てノートにとっている人に限って、授業の内容が頭に入っていない事が多いものです。
書くことに集中してしまい、先生の話をうわの空で聞いている状態だと、いくら綺麗にノートが取れても、きちんと理解ができません。
ノートを取ることも大事ですが、授業中は、先生の話をよく聞いて理解しましょう。
理解したうえで、要点だけノートに記す方法だと、後で整理しやすく、ずっと効率が上がるはずです。
参考書や辞書よりも、まず先生に質問しよう
授業の中で疑問点が出てきたときは、参考書や辞書を開く前に、まず先生に質問してみましょう。
でも、先生への質問に抵抗がある方も多いと思います。
「もしかすると、 迷惑かな…」
「友達はみんな出来ているのに自分は出来ないなんて呆れられるのでは…」
「質問しすぎるとうっとうしいと思われるかも…」
そんな考えが出てきてなかなか質問できない人もいることでしょう。
しかし、先生にとって生徒に質問されることは何よりもうれしい事です。
「頼りにされてる!授業をやって良かった!」
「自主的に質問してきて、この生徒はやる気がある!」
と、思う先生が多いでしょう。
初歩的な質問も恥ずかしがらずに聞こう
授業中にわからないことがあっても、クラスみんなの前で手を上げて質問するのは、非常に勇気のいることです。
「こんな初歩的なことを聞いたら、みんなに笑われるのではないか…」
「そんなことは教科書を読めばすぐわかると先生に怒られるんじゃないか…」
などと考えて、ついつい消極的になりやすいです。
ところが、その初歩的と思われることの中に意外と重大な問題がひそんでいる場合が少なくないのです。
笑われてもかまわないという度胸で質問をするか、まぁいいやとそのままにしておくかで、実力に大きな差がつくのもそのためです。
とくに不得意科目では、積極的に質問する態度が大切です。
手を挙げて質問すると内申点アップに有効?
また、授業中に手を挙げて質問すると内申点が上がるというものではないのですが 一生懸命やってることが先生に伝われば同じです。
先生からの評価が上がり、内申点が上がると、もちろん受験にも合格しやすくなります。
手を挙げて質問してその内容が簡単な物だったり間違えたりしても、先生は怒ったりしません。
ですので、怖がらずにどんどん手を挙げて質問してみましょう。
先生に質問した、たった一つの不明点を突破口にして、それ以上の大きな知識を得ることができれば、点数はグンとアップするはずです。