後から見てわかりやすいノートを作りたいけど作り方がわからない。
授業中は、ノートを取ることに必死にになっているけどうまくまとめられない。
そんな方に向けて、今回は、まとまった分かりやすいノートを作る方法を紹介します。
ノートには、まず見出しを書いてしまう
ノートを見れば、その人の実力がわかると言われるように、実力のある人のノートは、たとえ授業中のメモでも、要点をきちんと整理してまとめられています。
最初から、このようなノート作りを目指すのは難しいとしても、工夫しだいでは、授業中に先生の話や重要事項をうまくまとめ、あとから整理しやすいノートにすることができます。
それには、あらかじめノートに見出しを書き込んでおくのも一つの方法です。
ふつうは、ノート作りの最後に、内容を整理しながら見出しをつけていくわけですが、はじめに見出しをつけておけば、ノートを取りながら見出しに関連した話をまとめていくことになるので、最初からきちんと整理されたノートができるはずです。
あらかじめ書く見出しの付け方
この見出しには、教科書の題目や、先生が授業のはじめに板書することなどを参考に書いていくようにします。
教科書の題目や板書事項は、授業の骨組みになるので、それがそのままノートの骨組みになると考えて、まずまちがいありません。
ボールペンなどで見出しをはっきり書き、余白を十分にとって、あとは、先生の説明で重要だと思ったことや授業中の問題点などを、鉛筆で書いていきましょう。
こうすれば、世界史・日本史など、話があちこちにとぶ科目もノートに書きやすく、復習のときに自分で調べたことを書き込んでいけば、それだけでりっぱなノートができます。
見出しはできるだけキャッチーなものにしよう
新聞や雑誌の見出しを見ると、思わず読んでみたくなる見出しが付けられています。
興味をそそられて、内容にひきつけられるようなキャッチフレーズが並んでいます。
そして、興味を持って読み始めるので、内容を簡単に理解でき納得できます。
この方法を、ノートの見出しにも応用してみましょう。
とくに社会科では、人名、事件、地名などがいろいろ出てくるので見出しも付けやすいです。
例えば
「トラファルガル海戦 ~フランス艦隊敗北~」
「ナポレオンのイギリス本土侵入はついに敗北」
というような、キャッチーな見出しを付けると、その内容も印象深く覚えられます。
また、見出しを付ける時は、文頭を揃えると、見やすく綺麗にまとめられます。
大見出しをいちばん左にし、小見出しは1~3文字下げて書きましょう。
これだけでも、だいぶ見やすいノートになります。