地理は、基礎的な知識をベースに統計や設問を読み説く力が問われます。
必要な項目を本質的に理解できていれば、応用問題でも知識の組み合わせで解いていくことが可能です。
では、そのためにはどのような勉強をすればいいでしょうか。
ここでは、これから地理の勉強を始める人、勉強の仕方が分からない人に向けた、効率的な勉強方法をご紹介します。
テレビを見ながらでもできる地理の勉強法
地理の学習ポイントは、産業・経済など現実社会の動きを、地理上の位置関係と共にはっきりと覚える事です。
はっきりと覚えるために、テレビや新聞などの重要なニュースを把握し、常に地図上で確認しましょう。
そのために、テレビの近くに日本地図や世界地図を張っておきましょう。
そしてニュースなどに出てきた地名で、まだ知らなかったものがあれば、地図上で確かめ、すぐに印をつけておきましょう。
こうした方法以外にも、ちょっと注意していると私たちの周辺には、意外に地図がたくさんあることに気付きます。
特別な時間を作らなくても、地図上の地理の勉強は、いつでもできます。
毎日のニュースに地理の実力アップのカギがある
新聞のニュース、統計、解説などの中には、地理の生きた教材がたくさんあります。
ただ、たくさんありすぎてどれに注目したら良いかわかりません。
関連がある重要な記事をスクラップしておこうと思っても、これもあれも関連があり、かつ重要な記事に見えてきてしまいます。
そして、切り抜くのがおっくうになり、長続きしなくなってしまいます。
そうならないために、スクラップする記事にひと目で見てわかるような明確な基準を設けておきましょう。
その基準の一つが、地理だったら、地図の付いた記事になるでしょう。
地図付きの記事は、扱っている事柄の地理上の位置に問題があることが多く、解説に地図を付けることでその記事の重要性を表しています。
その日の新聞を手にしたら、サーッとページをめくってみて、地図がある記事に目を付けましょう。
たいてい一日に数か所はあります。
これを全部、産業・経済・交通などの部門別に分けてスクラップしましょう。
そして何よりも大切なことは、スクラップをすることで、切り抜きをしようという問題意識で記事を見て切り抜いて分類するという作業そのものを通して、地理の実力が自然に身についていく事です。
ですので、切り抜きを貼らなくても、部門別にファイルに入れておくだけでも記事の内容が身に付きます。
是非、お試しください。