受験生を持つご両親の中には、
「子供がスケジュール通りに勉強してくれない」
「スケジュールを立ててもいつも計画倒れになってしまう」
「そもそもスケジュールの立て方がわからない」
という、お悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
今回は、子供の勉強スケジュールの立て方をお話しします。
子供のスケジュール管理には親のフォローが大切
人それぞれに平等に与えられたもの、それは時間です。
同じ時間を過ごしても、使い方によって「豊かになる人」「貧しくなる人」に徐々に分かれていきます。
伸びる子は、その時間の使い方が上手ですが、子供が自分で時間の使い方をコントロールするのはとても難しいものです。
子供は、自分の事を客観的に見ることがまだ苦手です。
自分一人では、勉強のための良いスケジュールは立てられません。
ですので、親は、子どもの体調やモチベーションなどの様子を見ながらスケジュールを立て、時間の使い方が上手にできるように誘導してあげましょう。
子供の成長のために、親のフォローは必須です。
子供の様子を見ながらスケジュールを立てよう
スケジュールを立てることは、時間を有効に利用する上でとても大事なことです。
勉強時間、休憩時間、睡眠時間など、きちんと予定通り実行することで、時間を大切に使うことができるようになります。
また、お子さんがどのタイミングなら勉強しやすいかを考えることも重要です。
夕食後や習い事の後で疲れている時など、眠くて勉強に身が入らない時もあると思います。
できるのであれば、学校から帰ってすぐに勉強してしまった方が夜はゆっくりでき、余裕が持てます。
自宅で思うように勉強時間が作れない時は、塾に通わせる事も考えてみてください。
親は、お子さんが勉強をしやすい環境を作るために、工夫をしてください。
長期よりも短期の学習計画から作ろう
いきなり1ヶ月の計画を立ててみても、実行できないままになってしまいがちになります。
ですので「1週間の勉強計画を立てる」ことから練習をしてみましょう。
まずは、その週にやることを決めましょう。
学生は時間割がありますので、週単位の計画が立てやすいです。
宿題の量もだいたい決まっていてわかりやすいので、何曜日は何をやるか、というのを決めておきましょう。
また、勉強したことを記録すると学習意欲がグンと湧きます。
スケジュールに1週間の学習予定を書いておいて、出来たらチェックしていきましょう。
全部出来れば次の週は少し量を増やしてみる、出来なかったら量を減らして次週は全部やるように頑張るということを繰り返していけば、勉強量は自然に増えていきます。
まずは、お子さんと楽しみながら、有効的なスケジュールを立ててみてください。
一緒にスケジュールを立てることによって、やる気も生まれてくると思います。