教科書の巻末や、参考書の裏表紙には、付録として色々な表が記載されています。
数学=三角関数、平方・平方根・逆数表
物理=単位の一覧表、ギリシャ文字とその読み方、元素の周期律表、物理定数
化学=元素の周期律表
世界史=用語解説、統計資料
英語=New words and phrases
これらの表は、全て覚える必要はありませんが、学習をしていて急に調べたいと思ったときに、すぐそばに置いてあると、とても便利です。
付録をコピーしてノートの表紙や巻末に貼っておこう!
ノートで勉強している時に、
「この文字の読み方は?」
「10の平方根はいくらになるんだろう?」
ということが知りたいときに、いちいち教科書や参考書を見直していたら効率が悪いと思いませんか?
ですので、これらをコピーして、その紙を表紙や巻末に貼っておくととても便利です。
その場合、教科書や参考書についている付録のままでなくても、自分で必要なものだけ引っ張り出して表にしてくのも良いでしょう。
また、物理の場合は、三角関数表や、平方・平方根・逆数表などを、わざわざ数学の教科書で調べる事がありますが、このような表があったら、ほかの科目のものでもかまわないので、どんどん持ってきてノートの付録に加えましょう。
細かい数値の表は別として、元素の周期律表とか、歴史年表は、それを自分で作ることにより、理解がいっそう深まるので、なるべく自作して付録として貼りましょう。
ただし、一度に全部を完成させることは無理ですので、授業の進度に合わせて、習った所を表に記入していきましょう。
その他にも、これは付録にしておくと便利だというものがあったら、どんどん作ってノートの表紙や巻末に貼りましょう。
たとえば、国語の文学史、古典常識、文法事項。英語の文法事項、生物の化学反応式一覧、数学の重要公式一覧、物理の重要公式一覧、化学の化学反応式一覧、など、何でも自分の好きなように付録化しておくと、学習能率がグンとアップします。
ノートに目次を書いて必要なことを探しやすくしよう!
ノートの第1ページには目次を書いておきましょう。
教科書の真似をして目次を作ると見やすくてわかりやすいものが出来ます。
目次がついていると、必要なことを、系統的な流れの中から探し出すときに便利です。
また、この目次をいつも見ていると、その題材や順序が自然に頭に入ります。
ですので、目次の中身のノートの内容も、ばらばらに覚えるよりもずっと記憶しやすくなります。
索引を書いて内容を探しやすくしよう!
教科書や参考書の巻末を見ると、たいてい索引が付いています。
これは、おまけとして付いているのではなく、必要なことを五十音順(またはアルファベット順)に探し出すための大切なものです。
学習を整理するために作成するノートの場合も、定義・法則・用語・人名・地名などを探す事がよくあります。
そんな時に、あちこちをさがしていたのでは、能率が悪くて時間の無駄です。
そこで、ノートに索引を付けて、必要事項が必要な時にすぐに引けるようにするととても便利です。
ただし、教科書のように全部の索引を作るのは大変なので、章や単元ごとに、見開き2ページのミニ索引を作成しましょう。
索引は、必ず巻末に書く必要はありませんので、各単元の最初に書いても良いでしょう。