毎日、学校で先生から大量のプリントを渡されてげんなりしている方も多いのではないでしょうか。
でも、そのプリントはとても意味のあるものですし、使い方によっては今よりもっと学習に役立てられます。
教科書は情報量が不足しがち?
学校での学習用に作られた教科書は、基礎をがっちり組み立てて作られていますが、ページ数や学習期間に制約があり、どうしても情報量が不足しがちになります。
その情報量の不足を補うために、参考書や問題集を活用する方も多いと思いますが、意外に軽視されているのが、授業中に先生が配ってくれるプリントです。
毎日、先生が大量のプリントを渡しますが、なぜ、先生がそうするのかを考えてみましょう。
プリントは予習復習の強い味方!
プリントには、教科書に書かれていないが知っておくと良い事や、解いておくと効果がある問題が盛り込まれています。
ですので、教科書の学習と並行して行うと、最も効率の良い、予習・復習になります。
帰宅したら、まずその日の復習を簡単に行い、その後にプリントに取り掛かりましょう。
予習に関係するプリントは、予習と一緒に学習すると深い理解が出来ます。
プリントの中で解らない箇所があったら、教科書や参考書で調べて解いてみましょう。
どうしてもわからない時は、翌日、学校の先生や友達に聞くと、時間に無駄の出ない効率の良い学習ができます。
このようにプリントを活用すると、予習復習の能率を格段にアップさせてくれる強力なツールになります。
プリントをコピーして試験前に再度解く
プリントは直接書き込んで提出するわけですが、その前に、ひと工夫してみましょう。
それは、書き込む前にコピーをとっておくことです。
書き込んでしまったプリントだと、答えや式が書いてあるので、何度も繰り返し解くことができません。
テスト勉強のコツは、頭を真っ白にした状態で完璧に解けるまで繰り返すことです。
そのためにも、あらかじめコピーをして再度プリントを解くことをおすすめします。
プリントは何度も何度も徹底的に繰り返して解くことをおすすめします。
テストの点が良い人は
「提出物があるからテスト勉強が楽になっている」
「提出物さえ完璧にすれば定期テストは簡単に点を取れる」
と、口をそろえて言います。
プリントの徹底復習だけで、テストの点数はグンと上がります。
また、提出が必要なプリントは絶対に提出して下さい。
提出物を出さなければ、通知表の評定が下がります。したがって、内申点が下がります。評定で5を取るためには提出物の提出は必須です。たとえ定期テストで100点を取っても、プリントを1枚出し忘れただけで、評定は5から4に落ちる可能性があります。
プリントの使い方次第で、テストの点数も、内申点さえも変わります。
ですので、上手に活用しましょう。