ノートを取っている時に、字を間違えたり書いたことが気に入らないと、すぐに消しゴムを使う方が多いと思います。
どうせノートを取るなら、綺麗で見栄えが良いものを作りたいですよね。
誤字脱字があったら消しゴムを使って自分だけの完璧なノートを作りたくなります。
でもちょっと待って!
消しゴムを使うと、当然そこでノートを書くスピードが落ちます。
綺麗なノートを作る事に一生懸命になっていても、その間にも先生の授業はどんどん進んでしまいます。
ノートを取るスピードが遅いのは消しゴムを使うから?
消しゴムを頻繁に使う方は、その行為がノートを取るスピードを落としている原因だとは気付いていないことが多々あります。
「どうして私はこんなに字を書くのが遅いんだろう?」
と悩んでいる場合も多いようです。
ですので、授業では余程の事が無い限り、消しゴムを使わないようにしてみましょう。
最初は、どうしても消しゴムを使いたくなるでしょう。
今まで綺麗なノートを作ることに一生懸命になっていたのですから、そう思う事は当たり前です。
でも、消しゴムを使わないことに慣れてくると、やがてノートを取るスピードが増します。
ノートを取るスピードが増すと、授業の内容をよく聞くことができ、頭に入る様になります。
そうすることによって、結果としてよくわかるまとまったノートが取れるようになります。
綺麗なノートを書くことが目的ではありません。
勉強に活用できるノートを作らないと意味がありません。
綺麗なノートを作ることも大切ですが、授業内容を理解して授業に付いていく事が最重要です。
間違えても消さないと同じ過ちを繰り返さない
また、間違いや誤解をして書いた箇所を、あえて消さずに残しておき、復習に役立てる方法もあります。
あえて消さずに残しておいた箇所は、誤解して覚えてた情報になります。
これを大抵の人は、消しゴムでその情報を消してしまって、正確な情報だけをノートに残してしまいます。
これは非常にもったいないノートの使い方なのです。
この間違いや誤解など、その時感じた印象を消さずにノートに残しておくと、復習をした時に当時の印象がよみがえります。
同じ過ちをしないという記憶が残り、今後間違えないようにできるだけでなく、非常に長期間に渡って覚える事ができるようになるのです。
そのために、できるだけノートに書いた情報というのは、消さずに残しておき、もし区別するなら横線を引いたりする方が効果的なのです。
消しゴムを使わないことに初めは抵抗があるかもしれませんが、ぜひお試しください。
きっと、今よりもっと授業を理解できるようになると思います。