皆さんは、いつもどこで勉強をしていますか?
おそらく多くの方が「机の前で」と答えると思います。
でも、机の前に座っている時間だけが勉強に使える時間ではありません。
スキマ活用は受験生の基本中の基本
部活などで忙しく時間がない中で、多くの受験生が取り組んでいる学習法が、スキマ時間を活用した勉強です。
「まとまった時間」がとれないからといって、「時間がない」わけではないのです。
電車やバスに乗っている時、ホームで電車を待っている時など、こうしたわずかな時間を勉強時間に充てると、ぐんと効率が上がります。
こういった細切れの時間は、単語の暗記などの、いつ始まっても終わっても良い勉強に適しています。
スキマ時間は短い時間なので、すぐに勉強に入れる状態にしましょう。
ですので、取り出しやすく、短時間で勉強しやすい単語帳は常に持ち歩きましょう。
また、問題集やノートを複数広げて勉強する必要がある物はまとまった時間に優先的にやっておきましょう。
スキマ時間に行っても問題ない勉強を、まとまった時間がとれた時にやるのは効率が下がってしまいます。
机で勉強できるのに、机の前で「単語帳を開いて復習する」というのは、効率が良いとは言えない時間の使い方になってしまいます。
スマホでスキマ時間をムダにしないために
スキマ時間にスマホで遊ぶ方は多いと思います。
スマホというのは、ネットを始め様々なアプリや機能があり便利な反面、勉強を阻害します。
最近では、人気ゲームをダウンロードしている人が受験生にも多いと思います。
さらにLINEやTwitterといったSNSにはまっている人もかなりいると思います。
もし、スマホでのSNSやゲームやなどの誘惑に弱く、スキマ時間にその誘惑に負けてしまうようでしたら、自分が勉強しようと思った時にはスマホを親に預かってもらうルールを作ってみましょう。
もう一つの方法として、スマホの画面に「○○時まで勉強するからスマホを使わない!」と付箋に書いて貼る方法があります。
これなら、スマホを使いたくなっても、その気持ちを抑えることができます。
また、逆にスマホを受験勉強に取り入れる方法もあります。
最近では、単語学習用の無料のアプリがあります。
スマホなら、スキマ時間が出来たときに、取り出しやすく便利です。
また、ゲーム感覚で勉強ができるのでおすすめです。
スキマ時間にこういったものを取り入れると効率が上がり点数アップにつながります。
受験勉強では、時間の使い方がダイレクトに合否に直結します。
限られた時間を上手に使って志望校へ合格しましょう。
受験生にとっては「時は合格なり」です。
時間を制するものが受験を制すると言っても過言ではありません。
少しずつでも時間の使い方を良い方向へ変えていって下さい。